📘 使い方
結合
- 「PDFを結合」タブを選択
- 複数のPDFをドロップ(または選択)
- 並び順をボタンで調整
- 「結合してダウンロード」をクリック
分割
- 「PDFを分割」タブを選択
- 1つのPDFをドロップ(または選択)
- ページ範囲を指定(例: 1-3,5,7-9)
- 「抽出してダウンロード」または「全ページを1ページずつ分割」をクリック
プライバシーについて
本ツールは pdf-lib をブラウザ上で実行しています。アップロードしたPDFは外部サーバーに送信されず、お使いのブラウザ内のメモリでのみ処理されます。機密書類や個人情報を含む書類でも安心してご利用ください。
📄 PDF とは — ビジネスに欠かせない文書フォーマット
PDF(Portable Document Format)は、1993 年に Adobe Systems が開発した文書フォーマットで、現在は ISO 国際規格(ISO 32000)として世界中で使われています。「どの OS・どのデバイスで開いても、同じ見た目で表示される」という特徴から、契約書・申請書・マニュアル・電子書籍・請求書など、フォーマットの保持が重要な場面で標準的に使われています。
近年はスマホやタブレットでの閲覧、電子サインによる契約締結、税務申告(e-Tax)、行政手続(マイナポータル)など活用範囲が広がり、ビジネスパーソンであれば PDF を扱わない日はないほど普及しています。
PDF の主な特徴
- 互換性 ── Windows / Mac / Linux / iOS / Android、すべてで同じ見た目に表示。
- 編集の難易度 ── 専用ソフトがないと編集しづらい(改ざん防止に有効)。
- セキュリティ ── パスワード保護・電子署名・印刷制限などの機能を搭載可能。
- 圧縮率 ── 画像・テキスト・ベクタが混在しても効率的に圧縮できる。
- 長期保存 ── PDF/A という長期アーカイブ向け規格があり、官公庁・図書館で利用。
🔗 PDF 結合 — こんなときに便利
業務シーン別の活用例
- 請求書の月次まとめ ── 1ヶ月分の複数請求書を1ファイルにまとめて保存・送付。
- 議事録 + 配布資料 ── 会議終了後、議事録と当日配布資料をひとつの PDF にまとめてアーカイブ。
- 応募書類セット ── 履歴書・職務経歴書・自己紹介書を1ファイルにまとめて応募。
- 契約書一式 ── 本契約書・付属覚書・別表をまとめて1ファイル化、整理しやすく管理しやすい。
- 研究レポート ── 本文・参考文献リスト・付録図表を結合して提出用に。
- 電子書籍の章まとめ ── 章ごとのファイルを順序立てて1冊に。
- 領収書・経費精算書類 ── 月次の経費精算で複数領収書スキャンを1枚にまとめる。
結合時の注意点
- 並び順を必ず確認 ── 結合前にプレビューでドラッグして順序を整える。
- 用紙サイズの統一 ── A4 と B5 が混在すると見栄えが悪くなる場合あり。
- ファイル名の整理 ── 「2026_01_invoice_combined.pdf」のような明確な命名を。
- 合計サイズ ── 結合後の容量がメール添付制限(10MB前後)を超えないか確認。
✂️ PDF 分割 — 必要なページだけ取り出す
ページ範囲指定の書き方
本ツールでは、カンマ区切りでページ範囲を柔軟に指定できます。
| 指定例 | 抽出されるページ |
1-3 | 1ページ目〜3ページ目 |
5 | 5ページ目のみ |
1-3,5,7-9 | 1〜3、5、7〜9ページ目 |
2,4,6 | 偶数ページのみ抽出 |
| (空欄 + 全分割) | 全ページを 1 ページずつ別ファイルに |
分割が役立つシーン
- 大容量レポートから特定章だけ抜き出す ── 100 ページのレポートから必要な 10 ページだけを共有。
- プライバシー情報の除外 ── 個人情報が記載されたページを除いて公開用 PDF を作る。
- 請求書を取引先別に分ける ── 1ファイルにまとまった請求書束を、相手別に分けて送る。
- 電子書籍のサンプル作成 ── 序章・目次・抜粋章だけを取り出して試し読み版を配布。
- 提出書類のページ抽出 ── 申請に必要なページだけ抜き出して提出用に整える。
- 大容量ファイルのメール送付 ── 容量制限を超える PDF を複数に分けて送る。
🔒 プライバシー設計 — なぜ「サーバー非送信」が重要か
クラウドベースの PDF ツールが多い中、本ツールはあえて すべての処理をブラウザ内で完結する設計を採用しています。これは、PDF が扱う書類の特性を考えれば自然な選択です。
サーバー送信型ツールの典型的なリスク
- サーバー上にファイルが一定時間保存される(削除タイミングは利用規約で確認が必要)
- サーバー運営者・第三者がファイルにアクセスできる可能性
- サーバー障害やハッキング被害でファイルが流出するリスク
- 業務上の機密保持義務(NDA)に抵触する可能性
- 個人情報保護法・GDPR 等のコンプライアンス対応の難しさ
ブラウザ完結型ツールのメリット
- ファイルが端末から外に出ない(ネットワーク切断状態でも動作する)
- 機密書類・契約書・個人情報入りファイルでも安心して処理できる
- 処理後はブラウザを閉じれば痕跡が残らない
- NDA や情報セキュリティポリシー上もクリア
💡 重要書類を扱う際のチェック ── ツール選びの際は「ファイルがサーバーに送られているか」を必ず確認しましょう。プライバシーポリシーを読む、ネットワーク監視ツールで通信を確認する、オフライン環境で動作するか試す、などが有効です。
⚠️ 制限事項とトラブルシューティング
パスワード付き PDF
暗号化された PDF は読み込めません。事前に Acrobat や Preview(Mac)、その他のツールでパスワードを解除してからご利用ください。
大容量ファイル
ブラウザのメモリ制約により、合計 100MB 程度までがスムーズに動作する目安です。それ以上のファイルは、PC スペックや使用ブラウザによっては動作が重くなる場合があります。可能であれば、まず画像圧縮や分割で容量を減らしてから扱うのがおすすめです。
しおり・フォーム・添付ファイル
本ツールは「ページの結合・分割」に特化しているため、しおり(アウトライン)・PDF フォーム・添付ファイル・電子署名などのメタ情報は引き継がれません。これらが重要な場合は、Acrobat Pro 等の専用ソフトをご利用ください。
スキャン PDF の文字認識(OCR)
本ツールは OCR(画像から文字を読み取る機能)を搭載していません。スキャン PDF をテキスト検索可能にしたい場合は、別途 OCR 対応ツール(Adobe Acrobat、Google Drive など)をご利用ください。
📚 PDF にまつわる豆知識
- PDF/A ── 長期保存に適した PDF の規格。フォントを埋め込み、独立して開けるようにする。図書館・官公庁で使用。
- PDF/X ── 印刷業界向けの PDF 規格。色情報やフォント情報の制約が厳しい。
- PDF/UA ── アクセシビリティに対応した PDF 規格。スクリーンリーダーで読める。
- 電子署名 ── PDF に法的効力のある電子署名を埋め込む技術(Adobe Sign、DocuSign 等)。
- パスワード暗号化 ── 開封パスワード(User Password)と編集制限パスワード(Owner Password)の 2 種類がある。
- 透明度・レイヤー ── PDF はベクター・ラスター・テキスト・透明度・レイヤーをサポートし、複雑なレイアウトも忠実に再現できる。
よくある質問
PDFファイルはサーバーに送信されますか?
送信されません。すべての処理はお使いのブラウザ内(JavaScript / pdf-lib)で完結します。機密書類の取り扱いも安心です。
ファイルサイズの上限は?
ブラウザのメモリに依存しますが、目安として合計100MB程度までスムーズに動作します。それ以上は端末スペックにより重くなることがあります。
ページ範囲指定の書式は?
「1-3,5,7-9」のようにカンマ区切りで指定します。「1-3」は1〜3ページ、「5」は5ページ目、「7-9」は7〜9ページ目を抽出します。
結合したPDFのしおり・タグ情報は保持されますか?
ページ内容は保持されますが、しおり(アウトライン)・フォーム・添付ファイル等のメタ情報は引き継がれません。本ツールは「ページの結合」に特化しています。
パスワード付きPDFは扱える?
暗号化されたPDFは読み込めません。事前にパスワードを解除してからご利用ください。